仕事が出来る攻略法「数字の鬼になる」

仕事が出来るようになりたい。

どんな職業であれ、切望する願いである。

私が新卒で営業になりたての頃、上司への報告で必ず云う内容は、

何件訪問したか、何分話が出来たか、電話した件数、目標契約件数、目標売上金額

常に数字に囲まれていたのを思い出します。

今でこそ、懐かしい思い出ですが、当時は苦痛で苦痛で逃げ出したいほどでした(笑)

そのうち管理職になると、部下を数字で管理するようになります。

コテコテの営業会社でしたから、売上が全てで、昇給・昇格も数字で判断されていました。

経営者になると、さらに数字に囲まれます。

会社の成績は数字ですし、決算書で全てを判断されます。

そこに人の感情は一切ありませんので、情で訴えても誰も聞いてくれません。

シビアな世界です。

ただ、視点を変えると、数字に置き換えた方が楽なのです。

社員の目標設定の際、具体的な数字を目標にする方が、するべきことが明確になるし、検証もしやすい。

また、改善すべき課題も定めやすい。

いわゆる　PDCA　です。

PLANーDOーCHECKーACTION

目的達成の基本ですね。

話を戻しますと、仕事が出来る人は、結果を出し続けている人は、自分の課題を見つけるのが早い。だからスランプも短い。

最小限の努力で、最大限の結果を出します。

ただ、そこに行きつくまで、一流の人は誰よりも寝る間も惜しんで努力しています。他人が見ているそばでは努力をしてないフリをします。

また、たくさんの失敗を繰り返してます。言いかえれば、たくさん失敗しているからこそ、成功を収めています。

失敗は、貴重なデータなのです。その貴重なデータを基に結果を導き出すのです。

仕事は全てではないが、仕事を通じて多くの事を学ぶことが出来ます。

学びは心を豊かにもしてくれます。

あなたの「幸せな人生」のヒントになる本です。

数字が苦手な方でも、慣れれば数字が味方をしてくれます。

心強い味方です。良い意味で「数字の鬼」になりましょう！！

フェニックス・アール・イー株式会社　境　和明