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2024.05.22 ブログ
説得力とは・・社内研修
こんにちは。 代表の境です。
今回は、当社の社内研修でのテーマ「説得力とは」を社員と一緒に考えました。そこで、読者のみなさんも一緒に考えてもらえたらと思います。
早速ですが、説得力とは、「人を説得する力」、言い換えれば「人を納得させる力」です。
特に営業の世界においては、数字を上げるために欠かせないスキルですよね。また、営業だけでなく上司への報告、顧客への提案、クレーム対応、社内・社外との打ち合わせなど、営業職だけでなく様々な職種で必要なスキルだと思います。
説得が苦手・・という人は、なぜ苦手なのでしょうか?
そもそも面倒くさい。なぜ説得しないといけないの!なぜ分からないの!など、イライラして、もう相手のせいにしてしまっています。
そういう経験は無いでしょうか?
そこで、説得力が上がるコツを教えて差し上げます。その前に・・
〇出来る人は、相手が求めている回答をする。(納得が早い)
〇出来ない人は、自分が話したいことを話す。(聞きたい内容ではない→納得しない)
この違いが分かりますでしょうか?
あなたは、どちらに当てはまるでしょうか?
では、相手を納得させるには、(相手が求めている回答とは)
1、情報(数値)で納得させる(出来る限り数値化して、比較検討出来るようにする)
2、代替案を準備しておく(一つ目で納得しない場合、次の手も準備しておく)
3、落としどころを決めておいて、逆算で話を組み立てる。(中級テクニック)
4、相手が質問してきそうな内容を先読みして、受け答えを準備しておく。(付き合いがそこそこあると、何を求めているかが分かる) (上級テクニック)
次は、話す順番です。
1、まず、結論を先に話す。(相手が聞きたいことから話す)
2、次になぜそうなのか、経緯を要点をまとめて話す。ここはかなり重要で、いろいろやってがんばったんだけど、他に選択肢が見当たらないという流れを作る。
3、あとはお互いの譲歩案をさぐる。(ここまで出来ると、出世間違いなし!)
≪良くない例≫ (当てはまる人は頑張りましょう!!)
1、前置きが長い。 2、結論が分かりにくい。 3、同じ事を何度も言う。
4、学習能力が無い(何度か同じやり取りをしているのに、分かってくれない)
次に訓練の方法です。≪分かりやすく伝えるために≫
15秒で結論を伝える。 そして15秒で説明、30秒でまとめる。(合計1分)TVCMを参考にしてみましょう。(かなり考えて作られています)
朝礼などは良い訓練で、1分~2分にまとめて話す練習を行うと良いでしょう。 時間を計るのも良いし、一度文章に書いて、無駄を省いたり言い回しを変えてみるのも良いです。
≪まとめ≫説得力は、人とのコミュニケーションを取る場合や、言いたいことを伝えたい時など、あらゆる場面で活用できるスキルですし、特に組織的な職場においては必要不可欠なスキルでしょう。
せっかく良いことを言っているのに、説得力が無いために伝わらないのは悲しいですし、その分あなたの評価がされにくいと思います。
残念ながら、評価は他人が決めるものです。努力は自分ですが・・「なぜ、分かってもらえないんだ!」と言っても仕方ありません。
今一度、自分を振り返って、ちょっとづつでも良いので、本を読んだり人と話したり勉強したりで、スキルを身に付けていってください。
人の気持ちや考えが理解できるようになると、人間関係が円滑になったり、理解してもらえるようになったりと、きっと未来は明るくなります。
気持ちは常にポジティブ(前向き)に、頑張っていきましょう!
最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございました!
フェニックス・アール・イー株式会社 代表 境 和明
≪参考文献≫
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